センサーを使った湿度計の設置

湿度は温度と合わせて重要な要素で、人には誰にとっても空間を取り巻いている、見えないものでもあります。

湿度を知る意味は大きく、様々なメリットがありますから、簡易的でも湿度計を室内に設置することは大事です。ただ、室内に1つだと測定に限界があるので、予算的に余裕があるならセンサーを加えて設置したいところです。基本的に湿度計は1箇所の湿度しか測れませんから、部屋の上下、あるいは中心部と窓際で数値が大きく変わりがちです。

これは空気中の水分の分布が均一ではなく、温度の違いによっても水分量が変わることを意味するので、1部屋に1つだけ設置するのは不十分というわけです。室内の複数のポイントを測定したい場合は、単純に湿度計を追加して、複数地点に設置するのが簡単です。しかし、個数が増えるとコストや管理の手間が増しますから、外部センサーに対応するタイプの検討をおすすめします。

このタイプは本体内部のセンサーに加えて、外部にも1つ追加できる特徴を持っています。離れた2地点を同時に測定可能なので、頭上と足元の測定や、室内の中心と窓や壁際の2点を調べるのも簡単です。価格的にも2つ買うよりお得になる傾向ですから、導入を検討してみる余地は十分にあるはずです。センサータイプの湿度計といえば、室内にいながら屋外を測定したり、人が入れない場所に設置できるメリットもあります。ケーブルを通す隙間は不可欠ですが、窓の隙間を通したり冷蔵庫のドアと本体の間を通せるなど、設置の自由度が高いのは確かです。

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