今や会社だけでなく、家庭でもパソコンは生活必需品となっています。
ショッピングや映画鑑賞・ゲームなど、1台で様々なエンターテインメントが楽しめるので、常時電源を入れっぱなしというご家庭も少なくないでしょう。しかし、パソコンは精密機器が数多く組み込まれたものなので、その取り扱い方を間違えると短期間で故障する可能性があります。
パソコンの故障原因のうち、もっとも多いものが高温多湿の場所で使用したことによるマザーボードのショートです。日本の環境ではどこでも湿度が多くなり、特に夏場だと35度以上で湿度80%にすぐになってしまします。
この環境を出来る限り避けなくてはいけないのですが、それを可能にしてくれるのが湿度計センサーです。パソコン用の湿度計センサーは本体内部に組み込むものと、USBポートに接続するタイプの2種類があります。デスクトップ型パソコンであれば本体ケースを取り外せるので、空いているスロットに湿度計センサーを設置しましょう。付属しているデバイスドライバをインストールすれば、パソコン画面上で使用中の本体内部の湿度を数値でわかりやすく表示してくれます。
ノートPCのように本体内部に組み込むスペースが無いマシンだと、USB接続タイプの湿度計センサーを使用します。本体ではなくパソコン周辺の湿度を測定しますが、使用しないよりも確かな湿度情報を得られるので役立ちます。高額なパソコンを長期間愛用するためには、適切な環境下で用いるように気を付けるのがベストです。